CASE STUDY
試練を越え、想いを受け継ぎ、50年。
創業の想いを受け継ぎ、挑戦を続けた10年
TESCOは1975年の創業以来、社会インフラを担う独立系ソフトウェア企業として歩んできました。A5が初めて関わったのは約10年前。会社案内や映像制作など、企業の“顔”を整える仕事から始まりました。その時代は、クラウド化・セキュリティ脅威・公共IT需要の拡大など変化が相次ぎ、TESCOにとっても大きな試練の時期でした。その中で指揮を執っていたのが、創業者の想いを受け継いだ国津祐一社長。「人を幸せにするシステムを。」という理念を旗印に、事業を拡張し、着実に業績を伸ばしていきました。
バトンをつなぐ ― 新社長・古市和也氏の誕生
2023年、TESCOに新しい局面が訪れます。長年経営をリードしてきた国津社長から、共に歩んできた「相棒」とも呼べる存在、
古市和也氏にバトンが渡されました。堅実で現場を知り尽くした古市新社長は、引き継いだ想いを胸に「次の50年」を見据えた経営をスタート。その姿に社員たちは共鳴し、一致団結して未来へ進む空気が社内に広がっていきました。
ブランドの力で、節目を未来へ変える
A5は、こうした経営の転換点に寄り添いながら、会社案内・Webサイト・映像・周年施策などを支援。2025年8月、TESCOは創業50周年を迎えました。私たちが大切にしたのは「過去の歩みを称える」ことだけではありません。
・ 先代の挑戦の歴史
・ 国津社長が広げた成長の軌跡
・ 古市社長のもとで結束した社員たちの姿
これらを未来につなぐメッセージとして、特設ページや記念品に凝縮しました。
成果 ― 社員の心を一つに、社会へ信頼を広げる
・ 社員の誇りと結束
創業からの想いと現社長の姿勢が一体となり、「自分たちは社会を支える存在だ」という誇りが再確認されました。
・ 顧客との信頼強化
“節目”を通じてTESCOの価値観が明確に伝わり、「この会社なら任せられる」という安心感がクライアント・パートナーともに強まりました。
・ 未来への合意点
50周年を、単なる祝賀ではなく「次の50年への宣言」に昇華できました。
経営者への示唆
― バトンの物語をブランディングに
企業の周年は、単なる通過点ではなく、
経営者の想いの継承を社会に示す最高の機会です。TESCOは、創業者の理念を守り、国津社長のリーダーシップで成長を遂げ、
古市社長のもとで社員が一丸となる姿を打ち出しました。その節目をブランドで形にすることで、経営そのものが持つ「物語」が社会に共有されたのです。
プロジェクト情報
・ Client：日本テクノストラクチァア株式会社（TESCO）
・ Period：2015–2025（約10年伴走）
・ Scope：会社案内／映像／Webサイト
周年特設ページ／記念品
・ Note：50周年（2025年8月22日）施策を納品
COMMENT
50周年という節目は、私たちにとって“過去を振り返る場”ではなく、“未来へのスタートライン”でした。創業者から国津前社長、そして私へとバトンが渡され、社員が一丸となって進む姿に誇りを感じています。
株式会社A5さんは、10年以上に渡り「日本テクノストラクチァア」の節目ごとに寄り添い、会社案内・映像・Webサイト・周年記念など多面的にご支援くださいました。特に50周年プロジェクトでは、歩みや転換点、未来への宣言に真摯に向き合い、ブランドを通じて力強いメッセージを発信していただきました。A5さんの提案力とクリエイティブは、制作の枠を超えて、
私たちの組織の結束力を高めてくれる存在です。これからも心から信頼できるパートナーです。
日本テクノストラクチャア株式会社 代表取締役社長 古市和也 様